ようこそ『The Ark』へ

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糸綴じの本:目次

下に行く程新しいです。

■単発作品
「柵の向こう側」
「白イ花」
「りんご箱」

■異端見聞
「異端見聞:狐雨」
「異端見聞:フミキリ」

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- | 2011.02.18
それは何処かから聞こえて来た歌声。
遠いようで近い声。
囁くように泣いている声。
ただ、私は待っていたの。
凍てつく世界の真ん中で。
私そのものが凍るまで。

歌うのは花。
雪の花。
解けない氷の世界で佇んでいた。

誰か見つけて。
世界が終わる前に。
世界が消える前に。

凍る花が歌うのは、求める歌。
何も求めない僕はどうして見つけたのか。

求めないはずはない。
真っ直ぐ一人で生きられる者などいないわ。

歌うのは雪の花。
僕の足元で歌う花。





風が、呼んでる。
背中を押すように。
進め進めと叫んでる。
帆を広げ高くあげろと怒鳴ってる。
風が呼ぶなら応えなきゃ。





遠くが見えたか?
道が見えたか?
それなら、踏み出すのは、今。

夜啼鳥の囁き | 2008.05.01

- | 2011.02.18